【大阪市浪速区】徳島県の後藤田正純知事が通天閣を訪問! 2年連続のふるさと納税に感謝、すだちジュースの無料配布も

大阪府

通天閣の5階展望台で2026年7月10日、通天閣観光株式会社による徳島県への企業版ふるさと納税に対する感謝盾贈呈式が行われました。同社が徳島県へ100万円を寄附するのは、昨年に続いて2年連続です。贈呈式には徳島県の後藤田正純知事が出席。「通天閣の観光政策を学びたいと思って来ました」と語るなど、通天閣観光の高井隆光社長と地域間観光や観光プロモーションについて意見を交わしました。

贈呈後には、後藤田知事と高井社長が展望台で歓談。10代や20代の頃に通天閣を訪れた思い出があるという後藤田知事は「大人になって改めて訪れると、高井社長をはじめ南海グループの皆さんが、大阪のシンボルを最大限に活用されていることがよく分かります」と観光振興の取り組みに関心を示し、話題は地域間で人流や物流を生み出す「リージョナル・ツーリズム(地域間観光)」にも及びました。

後藤田知事は徳島県の「大塚国際美術館」と「道の駅くるくるなると」を組み合わせた周遊観光による経済効果を紹介するとともに、今後は徳島阿波おどり空港から入国し、関西国際空港から出国するなどといったインバウンド周遊ルートの構築やプロモーションにも力を入れたい考えを説明。「大阪で街歩きやショッピングを楽しみ、徳島の豊かな自然や食、歴史に触れて癒やされる長期滞在型の観光プロモーションを進めています」と述べ、地元・大阪の人々には「大阪で働くみなさんに、疲れたら徳島へ休みに来てほしい」と呼びかけました。

高井社長は「人の流れが生まれれば、経済効果も生まれます。関西の天気予報にも徳島は必ず出てきますし、海を挟んでいても経済圏や文化は同じです。大阪と徳島の人の往来がさらに活発になるよう、連携を深めていきたい」と応じ、”オール関西”の視点で観光振興を進めていく重要性を強調しました。

さらに徳島県には、国の地理的表示(GI)保護制度に登録された「徳島すだち」をはじめ、「御膳味噌」「木頭ゆず」「阿波尾鶏」など全国に誇るブランドがありますが、その魅力をいかに県外へ届けるかが課題の一つとなっていることにも触れた後藤田知事は、高井社長の「魅力は、分かる人には分かる。しかし、まだ分からない人に分かってもらえるようなプロモーションが必要です」との考えにも共感した様子で「高井社長、うちで講演してくれない?」とスカウトする場面も。終始和やかな雰囲気の中で、観光振興や地域ブランドの発信、広域観光の可能性について熱い意見が交わされていました。

また、8月に旬を迎える徳島県特産の「徳島すだち」のPRも実施されました。県内の大学に通う学生で「徳島すだち大使」を務める花谷愛子さんも駆けつけ、通天閣の守り神・ビリケンさんに徳島産のすだちを奉納。

「すだちは果汁をぎゅっと絞るだけでなく、皮をすりおろして香りを楽しんだり、輪切りにしてうどんやそうめん、焼き魚、お肉料理に添えたりと、さまざまな楽しみ方があります。クエン酸も豊富なので、徳島産のすだちで暑い夏を元気に乗り切っていただければ」と魅力を紹介。その後、展望台で大阪の眺望を楽しむ観光客のみなさんに、すだちジュースを無料配布しました。

企業版ふるさと納税をきっかけに生まれた今回の交流。大阪のシンボル・通天閣と徳島県が目指す地域間観光の連携が、今後どのような形で実を結んでいくのか注目されます。

徳島県産すだち

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