【大阪市浪速区・西成区】南海電鉄、創業140周年で運輸部門制服を32年ぶり刷新。コシノジュンコ氏がデザイン

南海電鉄は、創業140周年を記念して運輸部門の制服を4月1日より32年ぶりに一新しています。従来のディープネイビーを基調としたデザインから、チャコールグレーをベースにブランドカラーをアクセントとして取り入れたフォーマルなスタイルに刷新。性別を問わずワンタッチで着脱可能なネクタイを採用し、使用後のアップサイクルも検討しているという制服です。

制服が刷新されたことに伴い、南海電鉄大阪管区の助役・本多良隆さんが、新今宮駅で号外NETの取材に応じてくださいました。「32年間同じ制服だったので、新鮮な気持ちです。ズボンも細身でスタイリッシュになり、長さもボタンで調節できるようになりました。格好良くなってうれしい。着心地も柔らかくて、とても着やすい」と平成5年入社の本多助役。「着脱式ネクタイは、万一の事故防止にもつながるため安心ですね」とも話してくれました。

新制服のデザインは、大阪府岸和田市出身で「大阪・関西万博2025」シニアアドバイザーも務める世界的デザイナー・コシノジュンコさんが手掛けたもの。当初は「新しい制服が格好良すぎて、気恥ずかしい」といった社員さんも中にはいらしたようです。 

難波〜岸里玉出〜汐見橋の大阪管区新今宮エリアを担当する本多助役は「駅ではインバウンドのお客様と接する機会が増え、東アジア圏の方々は道頓堀やなんば、欧米の方々は高野山を目指す傾向があります。新今宮周辺も大きく変わり、通天閣への行き方を尋ねられることも多くなりました。親切でわかりやすい説明を心がけ、日本に遊びに来て良かったな、楽しかったなという思い出になるような接客、接遇を行い、大阪・関西万博や、今後のなにわ筋線開業に向けて、新制服とともに最高のおもてなしを追求していきたいです」と意欲を語ってくれました。「新今宮周辺の街も、以前とは大きく様変わりしています。新たな企画切符も発売になっているので、ぜひ遊びに来ていただき、沿線に住んでいただけたら」とも。

南海電鉄の広報担当によると、2023年度の新今宮駅の乗降客数は1日平均9万1,096人となんば駅の21万人に次いで第2位とのことです。140周年という節目の年を迎えた南海電鉄の地域との共創による発展と活躍に注目が集まっています。

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