【大阪市浪速区】「可能性の一つとして協議」、通天閣と南海電鉄のニュースに注目が集まっています
通天閣が南海電鉄と資本提携するのではないか、とのニュースが大きな注目を集めています。
通天閣観光株式会社の高井隆光社長は、通天閣をシンボルとした新世界の地域活性と、その賑わいを点から面へと広域に拡大させるためには「聖域なき改革が必要」との確固たる思いで行動するなか、これまでもM&Aや事業継承など各方面からさまざまな提案が持ち込まれているとのことです。南海電鉄との協議は「可能性の一つ」として話し合いを進めている最中だといいます。
高井社長によると訪日客の増加により業績は好調とのことですが「事業が好調な時期であるからこそ、今考えるべきであり、大阪万博のさらに先の未来を見据えています」と力を込めます。「どうしたら、通天閣、そして新世界が核となって、地域の賑わいを広域に拡大していけるのか」という視点で「ベターではなくベストを探し追い求めている」というのが現在の状況で「そのためには手段を選びません」とも話しています。
一方、なんばの南方向への人流の拡大を基本指針に掲げる「グレーターなんば」という構想を掲げている南海電鉄は、新今宮をダイバーシティ、共創エリアとし、新今宮をグレーターなんば「第二の玄関口」と位置付け、未来の街づくりを展開しています。次代をつくるグレーターなんばビジョンも策定しています。
南海電鉄の広報担当者は、通天閣との今後について「可能性の一つとして協議していることは事実」としています。両社の動向に目が離せません。
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