【大阪市西成区】2年連続死亡事故ゼロから一転、管内で死亡事故が発生…自転車事故は全体の約4割に。西成警察署交通課に現状と対策を伺いました

大阪府

西成区内の交通事故発生件数は前年同期を上回るペースで推移しており、今年6月にはこれまで2年連続ゼロだった交通死亡事故も発生しています。

2年連続死亡事故ゼロから一転、管内で死亡事故が発生…自転車事故は全体の約4割に。西成警察署交通課に現状と対策を伺いました

こうした管内の交通事情や安全対策の現状について、西成警察署交通課の黒岩淳二警部(写真右)と清水一了警部補(写真左)に伺いました。

2年連続死亡事故ゼロから一転、管内で死亡事故が発生…自転車事故は全体の約4割に。西成警察署交通課に現状と対策を伺いました

西成区内で今年初めて交通死亡事故が発生

2026年6月25日に西成区津守の市道交差点で発生した交通死亡事故についてお話がありました。この事故については現在も捜査中のため詳しい状況は明らかにできないとのことですが、路上で寝ていた歩行者と走行中の自家用車が衝突し、歩行者が亡くなるという大変痛ましい事故だったそうです。事故の詳しい事情については分からない部分もありますが、運転していた方、轢かれてしまった方双方にとって非常に残念な事故だったとのこと。西成警察署管内では、2024年、2025年と2年続けて交通死亡事故が0件だっただけに、今年死亡事故が発生したことについて、交通課としても非常に残念であり、危機感を強めているとのことです。

6月末までの交通事故は173件

西成警察署管内では、今年6月末までに発生した交通事故が173件。昨年の同時期と比べて26件増加しているそうです。また、負傷者も昨年より25人増えているとのことで、交通課では交通事故の発生を少しでも減らすため、さまざまな取り組みを行っています。

自転車事故は全交通事故の約4割

2年連続死亡事故ゼロから一転、管内で死亡事故が発生…自転車事故は全体の約4割に。西成警察署交通課に現状と対策を伺いました

今年は道路交通法が改正されたこともあり、自転車に対する指導にも力を入れているそうです。6月末までの自転車が関係する事故は70件で、昨年より3件減少しています。一方で、西成警察署管内で発生する交通事故の中で、自転車事故が占める割合は大きく、交通課では今後も指導を強化していきたいとのことでした。自転車に乗る際には「必ずヘルメットをかぶってほしい」と黒岩警部。自転車のヘルメット着用は道路交通法上、努力義務となっていますが、過去には「ヘルメットを着用していれば助かったのではないか」と思われる事故も数多くあったそうです。

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外国人留学生や外国人労働者への交通安全講習も

学校や一般企業などに出向いて交通ルールや交通安全についての講習も行っている交通課総務係を担当する清水警部補は、小学校、中学校、高校だけではなく、最近では各種学校で外国人留学生に日本の交通ルールを説明したり、企業で働く外国人に交通安全についての講習を行ったりする機会も増えているとのこと。日本と外国では交通ルールや交通事情が異なるため、日本で生活する外国人の皆さんに交通ルールを知ってもらうことも重要な取り組みとなっています。学校や企業などで交通安全講習を希望する場合は、西成警察署の交通課に相談してほしいとのことです。

9月18日に西成区民センターで「交通安全運動 西成区民大会」開催!

2年連続死亡事故ゼロから一転、管内で死亡事故が発生…自転車事故は全体の約4割に。西成警察署交通課に現状と対策を伺いました

交通安全に関する啓発イベントも予定されています。9月18日(金)14時から15時まで、西成区民センター大ホールで「交通安全運動 西成区民大会」が開催されます。当日は交通安全功労者の表彰式のほか、交通安全をテーマにした紙芝居なども予定されています。紙芝居を上演するのは、交通安全啓発大使を務める、紙芝居アイドルおきゃんさん。紙芝居だけでなく、交通安全教室も行われる予定です。来場者にはお土産も用意されているそうですので、交通安全について考える機会として参加してみてはいかがでしょうか。

西成警察署

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