【大阪市浪速区】ヒョウ柄でおなじみの「なにわ小町」も参加! 多様性を祝うファッションショー「関西アライモ2025」がYOLO BASEで開催されました
新今宮のYOLO BASEにて2025年10月5日、LGBTQ当事者とアライ(支援者)が交流して多様性を祝福するファッションショー「関西アライモ2025」が開催されました。

ショーには「bde」「なにわ小町」「cocora」「TOKYO FASHION LINK」「Licoré」「T’s Tory」「PRESENCE! by YOSHIZUMI NAKASUJI & HARUMI NAKAYAMA」の7ブランドが参加。ジェンダーレスやボーダレスな視点を取り入れたファッションがランウェイで披露され、LGBTQモデル、アライモデル、在日外国人モデルたちが、それぞれの個性を表現し、会場を魅了しました。
「bde」
「なにわ小町」
「cocora」
「TOKYO FASHION LINK」
「Licoré」
「T’s Tory」
「PRESENCE! by YOSHIZUMI NAKASUJI & HARUMI NAKAYAMA」

ショー終了後には、観客と出演者、デザイナー、スタッフらが一堂に会し、垣根のない交流の時間が設けられました。

浪速区在住の、よしもと芸人・アートプランナー おかけんたさんもショーを鑑賞
関西アライモは、2021年から年に一度のペースで開催されており、これまでにも大阪中之島美術館や近鉄電車の車内など、ユニークな会場で開催されています。今年で5回目となる今回は、多国籍な人々が行き交う新今宮エリアにある、YOLO BASEを選定。外国人の就労や生活を支援するサービスを展開するYOLO JAPANの事業拠点となっています。ショーの終了後、新世界の老舗商店街にある名物アニマル柄衣料専門店「なにわ小町」2代目の高橋輝明さんは「なにわ小町は新世界の街を中心に、色々な場所で街歩きファッションショーなどを行ってきましたが、今回のような本格的なステージ構成のファッションショーへの参加は初めてです。今回の関西アライモの参加を通して、新世界のみならず、周辺地域の盛り上がりを感じることができ、非常に嬉しかったです」と話してくれました。

関西アライモ実行委員長の山本超基さんは「多様性の理解が進み、もしかしたら10年も続ける必要はないかもしれないと考えたこともありました。しかし、社会の分断が進み、白か黒かで物事を決めつけようとする風潮が強まっているように感じます。本当に大切なのは、その間にあるグラデーションの世界を認め合うこと」と話し、関西アライモはこれからも、ファッションと人の力を通じて、社会に多様性の価値を問い続けていく姿勢を示していました。
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