【大阪市浪速区】全国からファイナリスト7人が出場! YOLO BASEで在留外国人が集まるカラオケ大会が開催されました
YOLO BASEで、日本で働く外国人の方々が交流するイベント「YOLO JAPAN FESTIVAL 2025」が2025年1月12日に行われ、約300人が来場しました。イベント内では日本全国から選抜された在留外国人のカラオケ愛好家7名が大阪に集結し、自慢ののどを披露するカラオケ大会「YOLO KARAOKE AWARD」が開催され、著名なアニメソング歌手の堀江美都子さんときただにひろしさんがゲスト審査員として来場しました。
浪速区の幡多伸子区長(写真右から2人目)と生野区の筋原章博区長(写真左から3人目)がマラカスを持って応援に駆けつけ、生野区のマスコットキャラクター・いくみん、大阪・関西万博の公式キャラクター・みゃくみゃくも登壇した中、白蛇を首にかけながらYOLO JAPANの加地太祐社長(写真右から3人目)が開会宣言しました。
株式会社第一興商の竹花則幸上席執行役員、春日井製菓販売株式会社おかしな実験室の原智彦室長、株式会社ロブの香山達也代表取締役社長(RoB Musicプロデューサー)、YOLO JAPAN株式会社の加地太祐代表取締役社長が審査を務めました。7人のファイナリストがくじ引きで歌う順番を決定。
トップバッターを飾ったのは、2024年5月に来日し、自動車整備工をしているというフィリピン出身で愛媛在住のロジャーさん。秦基博さんの「ひまわりの約束」を熱唱しました。子供の頃にドラえもんを見るのが大好きで、映画「STAND BY ME ドラえもん」を見て主題歌を聴いて涙が出たといい、以来、この曲をとても大切に思っているとのことです。「恋愛だけでなく、家族や友情について歌っており、子供の頃の思い出や誰かを恋しく思う気持ちを思い出させてくれ、離れていてもつながっているという約束を感じさせてくれるからです」
2018年に来日し、ゲームデベロッパーとして働くマレーシア出身で大阪在住のユミユミさん。日本のドラマが大好きで特に魅了されたのが「JIN-任-」。そのドラマ主題歌でMISIAの「逢いたくていま」を熱唱しました。「このドラマはとても悲しい、叶わぬ恋のドラマで、この曲の歌詞は、このドラマにぴったりで、私の実体験にもよく合っています。だから、会いたいという気持ちを込めて、この曲を歌うのが大好きです」
フィリピン出身で2020年11月に来日し、熊本で農業に従事しているグレースさん。なんと! 歌い手ご本人である堀江美都子さんの前で「ボルテスVのうた」を熱唱しました。「この曲は、小さい頃の大切な思い出が詰まっています。また、成長の過程で私が直面した数々の試練のなかで、私を力強く支えてくれました。ボルテスVは、私にとって困難な現実世界を生き抜くための勇気と強さを教えてくれたのです」
2018年4月に来日し、製造業に従事しているフィリピン出身で大阪在住のノービーさんは、松田聖子さんの「あなたに逢いたくて」を熱唱。以前、妻と遠距離恋愛をしていた時の気持ちを歌に込めました。「この曲は私にとってとても特別な曲です。辛い時期を乗り越える助けとなってくれた曲で、特に海外で住んでいて遠くに住む愛する人を恋しく思う私たちにとって、この曲のメッセージは心に響きます」
フィリピン出身。2018年に来日し、石川で教師として働くドムさんは、清水翔太さんの「花束の代わりにメロディーを」を熱唱しました。金沢駅周辺で偶然、学生パフォーマーのマッキーさんがこの歌を歌っている姿を見て、魅了されたといいます。「マッキーのSNSをフォローすると、2024年の石川県能登地方の地震の被災者を支援するためにボランティア活動やさまざまな努力をしていることも知りました。彼の行動は非常に感動的で、曲により深い意味を与えてくれました。曲の中にこんな歌詞があります。”たった一人守るだけの強さが僕にもあるとするなら” 私は石川の人々を助ける彼のことを尊敬しています。そしていつか私も、小さなことでもいいので人助けをしたいと思っています」
フィリピン出身で2024年11月に来日した宮崎在住の主婦タサキ ジェサ メイさんは、宇多田ヒカルさんの「First Love」を熱唱。「私は以前、歌手として活動していました。その頃、フィリピンでとても人気のあるこの曲が、私が初めて覚えた日本語の歌でした。この曲は私にとって特別な思い出があります。それは今の夫と初めて出会った時に歌った曲だからです。彼は私の歌声と、私が歌った First Love に恋をしました。当時、私はステージで歌っていて彼は観客席にいました。彼は私の歌声を聞いて驚いたと言いました。それが私たちのラブストーリーの始まりでした。私は本当に夫を初恋の人だと思っています」
オランダ出身で2010年に大学生として短期留学、2014年に移住した東京在住の大手IT企業のショールームスタッフを務めるメリッサさんは、ポルノグラフィティの「Melissa」を熱唱。中学生の時と高校生の時にアニメをいろいろ見始めて、友人にアニメ「鋼の錬金術師」を勧められ、オープニングとエンディングの曲が大好きだったそうです。「日本に来てから自己紹介をすると、よくみんなが歌詞の最初の部分を歌ってくれます。こうしてこの曲は、私のテーマソングのようなものになったんです」
カラオケ大会の合間には余興として、大道芸人で紙切り師としても活躍するつねむねさんが登場し、即興の紙切り芸で会場を盛り上げました。
即興で1枚の紙をハサミで切って、商売繁盛の神様 ”えべっさん”があっという間に完成。
傘の上で升を回す、伝統芸の傘まわしも披露し、新年の賑やかなイベントに華を添えました。
7人の歌唱が終了すると、続いてはゲスト審査員によるスペシャルステージ。人気アニメソング歌手・きただにひろしさんによる圧巻のパワフルな歌唱パフォーマンスで、会場は大盛り上がり。
続いてアニメソングの女王として親しまれている堀江美都子さんが、美しい歌声を会場いっぱいに響かせました。
そして豪華景品は誰の手に?! 審査結果発表のお時間となり、まずは「Fly Peach賞」として、航空会社のピーチから1万円分のポイントが、今回の出場者全員の7名にプレゼントされることが発表されました。おめでとうございます〜‼︎
「Kasugai Smile&Sweet賞」は、ユミユミさんが受賞。「つぶグミプレミアム 濃厚ぶどう 1ケース(80個入り)」がプレゼントされました。
メリッサさん、タサキ ジェサ メイさん、ロジャーさんが「ビックエコー賞」に選ばれ、カラオケパスポートが贈られました。
グレースさんは「YOLO JAPAN賞」に輝き、2万円の賞金をゲットしました。
そしてロジャーさんは「ビックエコー賞」(カラオケパスポート進呈)と「YOLO JAPAN賞」をダブル受賞! YOLO JAPANからは賞金5万円が授与されました。また、歌手の堀江さんときただにさんからは7人にサイン入りCDが贈られました。
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