【大阪市西成区】西成発のシンガーソングライター・NISHIOKAさんが米英iTunesチャートで快挙! ラスベガスには巨大広告、北米・南米のラジオ局でパワープレイ続出
西成を拠点に音楽を制作しているシンガーソングライターのNISHIOKA(ニシオカ)さんが、世界の音楽シーンで異例の快挙を成し遂げました。2025年5月1日にリリースされたオリジナル楽曲『HANAZONO』が、2025年6月6日付のiTunesオルタナティブ・フォーク部門で米国と英国の両国で1位を獲得。さらにはiTunes全米シンガーソングライター部門でも3位にランクインするなど、日本語楽曲としては極めて珍しいチャート実績を記録しています。

提供:Tune Factory
さらには7月9日から30日までの期間、米国のラスベガスにある象徴的な施設・MGMグランドの正面にある大型デジタルビルボードに、NISHIOKAさんのビジュアルが映し出されています。 このビルボードには、楽曲『HANAZONO』のジャケット写真をはじめ、ギターを抱えたNISHIOKAさん本人の姿、そして「#1iTunes Folk」「#3 Singer/Songwriter (Global)」といったチャート実績が表示されています。

提供:Tune Factory
さらに、公式X(旧Twitter)へのリンクも紹介され、まばゆいネオンが輝くラスベガスの夜に、日本人アーティストとしては異例の存在感を示しています。
NISHIOKAさんは、作詞、作曲、編曲、録音までをすべて一人で手がけるアーティスト。演奏もドラム以外は自身で行っているようです。メジャーレーベルではなく自身が主宰するインディーズレーベルのTune Factoryから楽曲を配信リリース。自らの人生で培った営業力と作品そのものの力を武器に、日本にいながらオンラインで海外の音楽市場にアプローチを重ねていたといいます。
快進撃はこれだけにとどまらず、現地時間の7月15日からアメリカ主要都市のラジオ各局、また7月16日からは南米主要都市のラジオ各局が、こぞって『HANAZONO』をパワープレイ楽曲に選出。日本語で歌う日本人アーティストの楽曲が、海外のラジオ各局で推薦曲として繰り返し放送されることは珍しく、国境を超えた各地でNISHIOKAさんの存在感がますます注目されていきそうです。
米国では、WZVV POWER 103(アトランタ)、KGRI GRIND 98.7(ダラス)、KLYZ 97.5(ラスベガス)、HOT 103.1(アトランティックシティ)、KLIW 92.1(サンディエゴ)、WTSI HOT 94.3(マイアミ)、WTRR POP 102.5(フィラデルフィア)、WCQI-STAR 96.9(タンパ)。南米各国ではRumba FM(ドミニカ共和国)、Mega Hits(ベネズエラ)、Fiesta FM(エクアドル)、Kiss FM(ペルー)、そのほか、欧州ではRadio Hits(スペイン)でオンエアが始まっています。

『HANAZONO』のジャケットビジュアル。NISHIOKAさんが幼少期に見ていたという高架下の当時の様子が描かれています(提供:Tune Factory)
西成で生まれ育ったNISHIOKAさんは、地元に構えた自身の音楽スタジオで、音楽制作を行っています。楽曲『HANAZONO』は「自身の幼少期の記憶をもとに制作しました。街で目にした風景や、当時感じていた空気感を音楽で表現しています。暴動、貧困、差別など、長い間社会の片隅に追いやられてきた地域の”音”を、ありのままの言葉とシンプルなサウンドに込めました。こうして海外のリスナーの方々から反応をいただき、大きな手応えを感じています」(NISHIOKAさん)。

現在の高架下の様子(号外NET撮影)
世界に挑み、静かに、そして着実に、音楽を愛好するリスナーの心を捉え続けているNISHIOKAさん。大阪の西成を拠点に、海外に渡航することもなければ、ライブ活動もすることもなく、音楽の配信でこれほどの実績を積み重ねてこられたというのも驚きです。8月1日には新曲『GENKI DASEYO』を全世界で配信リリースする予定だといい、今後の音楽活動にも注目が集まります。
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