【大阪市浪速区】通天閣本通商店街に外国人観光客の好みを満たす土産物店「新世界繁昌邸」が11/29に開業しました!
通天閣本通商店街に2024年11月29日、「おみやげ処 新世界繁昌邸」がオープンしました。書家による手書きの看板が目印で、お店の広さは約20坪。訪日外国人観光客の需要に特化した土産物店となっています。
日本への滞在期間が長い外国人観光客が新世界にも多く訪れていることから、食品のように賞味期限があるものではなく、持ち運びやすい小ぶりのサイズの雑貨を中心に販売しているのが特徴です。
商品構成は、8割近くが雑貨を占め、お菓子などの食品は2割程度にとどまっています。縁起物、和雑貨の日用品、アクセサリー、扇子、小物などそれぞれに、カテゴリー別に分けてわかりやすく配置して陳列されています。
小ぶりのサイズの縁起物もずらり。マグネットは人気の定番商品だそうで、たこ焼きをテーマにしたものや「大阪城」などと書いてあるものなどが売れ筋のようです。
扇子やうちわ、南部鉄器など高額商品を購入するお客様も多いのだとか。
小ぶりの絵皿やハンドメイドの髪飾り、和のデザインを取り入れたアクセサリー、かわいい和プリントのたびソックスなど、種類豊富に各アイテムごとに見やすく陳列されています。入り口には、八相縁起をもたらすと日本で昔から玄関口に重宝されてきた信楽焼のたぬきを設置し、記念撮影のスポットとして旅行者に楽しんでもらえるようにも配慮しています。
お店の運営を手掛けるのは株式会社Ko.Ko.Mo(ココモ)よしもと。なんばグランド花月にある「よしもとおみやげもん横丁」や通天閣の向かいにある「新世界おみやげもん横丁」などを運営しています。新世界おみやげもん横丁は、通天閣の向かいとなるメイン通りにお土産店とカフェを併設した大型の複合ショップで、観光客向けにお菓子などの食品、小物、雑貨など幅広い種類の土産物を販売しています。
今回、新世界に2店舗目を出店した理由として「日本を訪れた外国人のお客様には和雑貨の販売が非常に好調で、インバウンドのお客様の需要に応え切れていない部分をカバーする必要性があると新店舗の出店を考えていた矢先に、こちらの場所にご縁をいただきました。今後、書道のパフォーマンスや、お客様の名前をその場で手書きの漢字で書いた名刺を手渡ししたり、漢字のネイルアートを提供するサービスなど、店頭での催事も企画していきたいと考えています」とKo.Ko.Moよしもと店舗運営管理部・管理部マネージャーの平山淳子さん。新世界を訪れた外国人観光客とのコミュニケーションの深化を目指しているそうです。
日本橋エリアから新世界に入ってくる入り口ともいえるのが通天閣本通商店街で、外国人観光客の通行量が多いという特徴もあり、入り口の前には大阪メトロ堺筋線恵美須町駅の3番出口があります。通天閣に向かって左側の郵便局の横に新世界繁昌邸が出店しています。
アメリカのフロリダから2週間の日本観光に来たというご夫妻。新世界を散策中に通りがかり「とてもビューティフルなお店だね」と新世界繁昌邸に立ち寄りました。Yomariさんはラーメン屋台のミニチュアセット、Juanさんは小ぶりの缶入りの金平糖をそれぞれ購入しておられました。
営業時間は午前10時〜午後8時。年中無休。
新世界繁昌邸はこちら↓