【大阪市浪速区】倍率57倍！ 令和8年度、今宮戎神社の十日戎を彩る福娘45人が決定しました

今宮戎神社は2025年11月23日、株式会社クボタ本社の大ホールで最終審査を実施し、令和8年度の「十日戎」でご奉仕する福娘45人を選出しました。

応募総数は2581人と昨年よりさらに増加し、倍率はおよそ57倍。書類審査と面接審査を通過した120人の候補者が会場に集まり、今宮戎神社の津江英宮司代務者をはじめ協力企業や地元商店会関係者らが審査員を務める中、最終審査である15秒間の自己アピール審査に挑みました。

選ばれた45人の福娘たちは、来年1月9日から11日に行われる「十日戎」で、参拝者に福笹を授ける大切な役目を担います。訪問着に白地の千早、そして金色の烏帽子という華やかな装いで神事に参加し、”えべっさん”と参拝者の橋渡し役を務めます。

今宮戎神社の津江英宮司代務者は 「十日戎は一年の初めのお参りとして来られる方も多く、皆さまの応対一つが、参拝に来られる方々の一年を支えるといっても過言ではございません。元気な状態でご奉仕いただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします」などと呼びかけました。

最終審査会の終了後、福娘に決定した複数名の方々にお話を伺ってみました。

 「小さい頃からおばあちゃんに聞いていて、福娘はずっと憧れの存在でした。番号を呼ばれた瞬間は信じられない気持ちと嬉しさで涙が出そうになりましたが、笑顔で頑張りました」

「東京から来ました。学生アナウンサーとしても活動しているのですが、先輩が一昨年、福娘として活躍されていた姿に憧れていました。念願がかなって福娘になれたので、この幸せの気持ちを参拝してくださる皆さまにお届けできればと思います」

「母からの勧めがきっかけで応募して、去年は最終審査の手前の一次選考で福娘になれず悔しかったのですが、再挑戦して今回は福娘になれて嬉しいです。この人から幸せをもらえそうだなと思っていただけるよう、表情豊かにご奉仕できればと思います」

「チアリーディングをしていたのですが、チアマインドと福娘のご奉仕は通じるものがあると考えています。いつもどんな時でもポジティブな心で過ごしてきたこの１年間の集大成として、皆さまにとびっきりの福を届けたいです」

福娘たちが一般にお披露目される「福娘発表会」は11月29日に大阪商工会議所の国際会議ホールで行われ、ここで代表4人が選ばれる予定です。 

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