【大阪市西成区】西成発のシンガーソングライターNISHIOKAさん、10/25に橿原神宮で鎮魂歌『不滅の絆』奉奏へ
橿原神宮で2025年10月25日(土)に行われる「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」で、西成区出身のシンガーソングライター・NISHIOKAさんが鎮魂歌『不滅の絆』を生演奏します。
第二次世界大戦中、航空母艦「瑞鶴」は1944年(昭和19年)10月25日、レイテ沖海戦のエンガノ岬沖で米軍機動部隊の集中攻撃を受け、午後2時14分に沈没。艦長・貝塚武夫大佐をはじめ、多くの乗員が戦死しました。この慰霊祭は軍艦「瑞鶴」の乗組員をはじめ、同行した駆逐艦「初月」「秋月」「若月」の乗組員、そして第601海軍航空隊瑞鶴派遣隊など、平和のために命を捧げた方々を偲び、恒久の平和を願う式典です。
NISHIOKAさんは、軍艦「瑞鶴」に整備員として乗艦し、奇跡的に生還を果たした西岡兵曹の縁者。これまでも慰霊祭に参加されてきましたが、戦後80年の節目となる今回、自身の作詞作曲による鎮魂歌『不滅の絆』を7年ぶりに奉奏することとなりました。NISHIOKAさんは地元・西成で音楽を制作し、配信した楽曲な海外でもヒットチャート入りするなど国際的にも活躍しています。代表作『HANAZONO』はiTunes全米フォークチャート1位、『SUNNY HOLIDAY』はシンガーソングライターチャートで英7位、米15位を記録。今回の奉奏は、そんなNISHIOKAさんの音楽活動の原点ともいえる祈りと感謝を形にする特別な機会となります。
「終戦から80年という節目の年に、橿原神宮の瑞鶴之碑にて、鎮魂の歌『不滅の絆』を7年ぶりにギター弾き語りで演奏します。尊い命をかけて祖国を護り、今日の平和へとつないでくださった先人の方々へ、感謝と祈りを込めて歌います。私にとって音楽活動は、忘れてはならない記憶や次の世代へ伝えるべき想いを残していく営みでもあります。静かに、そして確かに届く歌を通じて、参列される皆様と共に平和への願いを分かち合えるよう、心を尽くして演奏に臨みます」とNISHIOKAさんは語ります。
「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」は、橿原神宮境内の若桜友苑「瑞鶴之碑」前で午後1時30分から執り行われ、どなたでも参列が可能です。戦後80年の節目に、平和の祈りを届けるNISHIOKAさん。静かに紡がれる『不滅の絆』が、世代を超えて記憶と祈りをつなぎます。
※「軍艦瑞鶴戦没者並びに物故者慰霊祭」についての問い合わせは、橿原神宮奉賛部の坂口様まで。
橿原神宮はこちら↓