【大阪市西成区】旧今宮小学校の校庭で、だれでも無料で参加できる音楽作り体験「おとあつめ」が6/28と6/29に開催されます
大阪・西成区では、まち全体をフィールドにしたアートプロジェクト「ちょちょまうヴァナキュラー」が進行中です。このプロジェクトは、「アート」を媒介に生まれる出会いや出来事、人と人との関係性を通じて、持続可能な地域共生社会を目指すとともに、次世代を担う創造的な人材を育成することを目的としています。

提供:ちょちょまうヴァナキュラー事務局(撮影:麥生田兵吾 様)
ユニークな名称「ちょちょまうヴァナキュラー」は、大阪弁の「ちょちょまう(うっかり何かをしでかしてしまう)」と、「ヴァナキュラー(風土)」を掛け合わせた造語。何かに挑戦し、失敗や試行錯誤を重ねながら関係性が築かれ、その土地の「風土」がかたちづくられていくという思いが込められています。
プロジェクトの拠点は、廃校となった旧今宮小学校。ここには陶芸窯や学習園、廃材、倉庫などが残されており、美術家・きむらとしろうじんじん氏らと共に「ええ風景」を求めて、誰もが気軽に立ち寄れる開かれた場所として活用されています。
このプロジェクトの中心的な活動となっているのが「作業場@旧今宮小学校」。年間を通じて継続的にオープンしており、年齢や経験を問わず、子どもから大人まで誰でも自由に参加できるのが魅力的で、就学前の親子参加もOKです。

提供:ちょちょまうヴァナキュラー事務局(撮影:麥生田兵吾 様)
次回のオープン日は、6月28日(土)と6月29日(日)の13:00〜16:30ごろ。この日は、新たな音楽プロジェクト「おとあつめ」が実施されます。
「おとあつめ」では、関西を拠点に活動するミュージシャン・江崎將史氏、亀井奈穂子氏、米子匡司氏、光永これゆき氏らとともに、作業場にあるものを鳴らしたり、音や声を重ねたり録音したりして音楽を創作。楽器ができなくても、音楽が苦手でも大丈夫。もちろん、得意な楽器の持ち込みも大歓迎です。
参加無料。途中参加・退出OK、雨天決行。自由でゆるやかな時間が流れるこの場で、音とふれあいながら過ごしてみてはいかがでしょうか。
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