【大阪市浪速区】『日本橋ストリートフェスタ2025』来場者は22万人に。前年比1万人増、新規来場者が増加傾向

2025年5月18日、大阪・日本橋で開催されたコスプレイベント『第18回 日本橋ストリートフェスタ2025(通称:ストフェス)』に22万人が来場し、前年の21万人から1万人増(約4.76%増)を記録しました。イベント当日は、200人のボランティアスタッフも参加して運営を支援し、多くのコスプレイヤーとファンで賑わい、アニメ・ゲーム文化の発信地として知られる日本橋が、非日常の熱気に包まれた一日となりました。

ストフェスの高垣雅彦運営委員(広報・渉外担当)は、イベント終了後「総括はこれからになりますが、新規来場者の増加が来場者数の伸びに貢献した可能性が高いとみています」と話しました。

大阪市の横山英幸市長、浪速区の武市佳代区長(第18回日本橋ストリートフェスタ2025実行委員長)をはじめ、来賓もコスプレ姿で開会式に出席し、ストフェス運営委員会の野村正則運営委員長による開会宣言で幕を開けました。

今年も、日本橋筋商店街(でんでんタウン)やオタロードを中心に、アニメ、ゲーム、コスプレ、メイド、アイドルなどのサブカルチャーを体感できる多彩なコンテンツが集結。思い思いの衣装に身を包んだコスプレイヤーたちが国内外から集まり、日本橋のメインストリートである日本橋筋商店街(でんでんタウン)を練り歩きました。

大阪・関西万博のマスコットキャラクター・ミャクミャクを先頭に、横山市長と武市区長が続く形でコスプレパレードがスタート。

今年のストフェス実行委員のみなさん。

通天閣の公式アイドルグループで、”グレーターなんばチアーズ”を務めている「アイドルズ」。

ストフェス直前に行われた連携イベントで、大阪日本橋コンセプトショップ協会に所属する店舗21店から各店代表のキャストが参加し、プロマイドの売上枚数で順位を競う人気投票型のイベント「ポンバシキャストグランプリ」で1位に輝いた「maid cafe Tiara」あずささん、2位「れいちょる」ももさん、3位「maid cafe Ring」まゆりさん。

日本橋のメイドカフェ、コンセプトカフェ(コンカフェ)の38店ものキャストさんが続き、沿道の観客からはメイドカフェやコンカフェの多さに驚く声も上がっていました。関係者のお話によると、実際に日本橋にはこの数の約3倍ものメイドカフェ・コンカフェが出店しているとのことです。

メイド・コンセプトカフェの列に続き、500人ものコスプレイヤーの方々がパレードに参加していました。

古参コスプレーヤーの部活好さん、だがねさんは、仲間とともにジブリのキャラクターに扮したコスプレで、パレードに参加していました。

ポンバシキャストグランプリで、1位〜5位を獲得したキャストさん(4位 sweet tease ざくろさん、5位 Arcielzzz 遠藤さん)が、ステージイベントにも登場し、トークショー形式で、各店の魅力をPRしました。

「名探偵コナン」の主題歌を多く担当してきた歌手の愛内里奈さんと、新メンバーで再結成されたばかりの三重県発・伝説のアイドルグループ「煌めき☆アンフォレント」が、それぞれ1曲ずつパフォーマンスし、同日の夕方から夜にかけてZepp Nambaで開催となったアニソンとDJが競演するストフェス公式の音楽ライブイベント「ストフェスアフターパーティー」への参加を呼びかけました。

オタロードにもたくさんの人々が集まっていました。

オタロードにあるTimesの駐車場には、お店や企業のブースが並びました。ラジオ大阪(OBC)は「海ごみゼロ」の啓発活動をPRするブースを出展していました。

「アイドルズ」のPRブースも登場。ミニライブを通じて来場者にその魅力をアピールし、多くのファンの注目を集めました。また、通天閣ではイベント当日限定で、体験型アトラクション「Dive & Walk(ダイブ&ウォーク)」の入場料を半額にする特別キャンペーンを実施しました。

こちらはアイドルズのブースの前で出会ったファンのみなさん。コロナ禍でSNS発信をしていたメンバーの配信をみてファンになったといい、コロナ禍が終息してから、アイドルズがファンとの交流活動の拠点としている通天閣や新世界の街に遊びに行くようになったそうです。3人とも新世界のまちにはこれまで馴染みがなかったそうで、アイドルズとの交流の場が街への関心や来訪のきっかけになっている様子が伺えました。

通天閣のDive & Walkには「特に夕方からアニメキャラグッズを持った人や髪の色を染めたコスプレーヤーらしき人など、国内外の数多くの人々にご利用頂き、300人を超えるお客様のご利用がありました」と通天閣観光の高井隆光社長。「今後もエリア全体で盛り上がっていけるように、通天閣からも旗を振っていきます」と、通天閣としても地域間の連携を促進し、地域活性化に寄与する考えを示しました。

このように通天閣によるキャンペーンの実施や「ストフェスアフターパーティー」のコロナ禍以降の復活開催などで、日本橋を起点になんば、新世界と双方向へと近隣地域を巻き込み、地域の回遊性を高めて持続的な発展を目指すストフェス。来年のさらなる進化にも期待と注目が集まりそうです。

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