【大阪市浪速区】地元のアイドルやミュージシャン、芸人らも参加してにぎやか! 万博を前に、通天閣の周辺で新世界のまちの人々と南海グループの人々が共同で清掃活動し、環境美化に取り組みました
大阪・関西万博の開幕を来月に控え、中間展望台の窓を万博のデザインでラッピングした通天閣の麓に集合し、2025年3月5日、南海電鉄の関係者や地元の商店主、新世界を拠点に活動するアイドルやアーティスト、芸人らも参加し、共同で清掃活動を行いました。
通天閣の麓には約50人が集まり、万博が始まると多くのお客様が新世界にも訪れることを予見して、きれいな環境で来訪者を歓迎したいとの思いから、通天閣周辺の新世界のまちの美化に取り組みました。参加したのは、新世界地域活動協議会、新世界町会連合会、大阪日本橋コンセプトショップ協会、通天閣観光株式会社、アイドルズ(グレーターなんばチアーズ)、阪堺電気軌道株式会社、南海ハートフルサービス株式会社、南海電気鉄道株式会社の人々です。小雨が降る中、アーケードがある商店街の通りを中心に、参加者のみなさんは通りや植え込みに捨てられた空き缶やペットボトル、タバコの吸い殻などのゴミを1時間ほど拾い集めました。
ゴミ拾いを介して、地域の人々と南海グループの人々があいさつ。
南海電鉄の谷川高野線列車区長(写真右)や阪堺電気軌道の高山課長(写真左から4人目)が、拾ったゴミの話題で、近くに居合わせた新世界発のレコードレーベル・CROSS CULTURE RECORDSの諸見里社長(写真左から3人目)や所属ミュージシャンのみなさんと交流する様子も見られました。
地下鉄堺筋線の恵美須町駅と通天閣を繋ぐ通天閣本通商店街は、外国人観光客の通行量が多い場所でもあります。
何をしているのか興味しんしんな様子で足を止め、質問する外国人観光客もいました。
ライターにパイプ、USBケーブルが、側道の植え込みの中から見つかりました。
通天閣の公認アイドルグループで、南海電鉄の”グレーターなんばチアーズ”を務める「アイドルズ」のみなさん。空き缶やタバコの吸い殻、つまようじなどのゴミを多く拾ったという中、「AirPodsの片耳を2つ拾いました」というメンバーや「喫煙所ができてから、タバコの吸い殻のゴミが減ったような気もします」と話すメンバーもいました。
毎年夏に行われる「新世界夏祭り巡行」にも参加しているつながりで、「大阪日本橋コンセプトショップ協会」に加盟するお店のメイドさんやキャストさんも、応援に駆けつけていました。
清掃が終わり、参加したみなさんが再び、通天閣の前に集まって記念撮影し、新世界の人々と南海グループの人々の親睦が図られました。
南海電鉄グレーターなんば創造部の寺田成部長(写真中央)が、参加者にお礼を述べて「継続的な参加をよろしくお願いします」と締めのあいさつをしました。
清掃活動終了後、南海電鉄グレーターなんば創造部の矢野到課長(写真左)は、なんば〜新今宮のエリアを広域に”グレーターなんば”と位置づけ「なんば、日本橋、新世界、天王寺を徒歩圏内で回遊できて面白いやん、というエリアにしていくことを目指しています」といい、「地域の方々と一緒に何ができるのか、という観点から、清掃活動の他にも、新世界の街となんばとを繋ぎあわせて、相互送客に繋がるイベントやいろいろな仕掛けをこれから実現していきたい」と話しました。さらに観光客や街を訪れる人々だけでなく、地域で活動する人々が「新世界で活動している人になんばでも活動していただいたり、逆になんばで活動している人が新世界で活動したりだとか、相互に行き来するような交流を生みたい」ともいい、街の活力の底上げを図りたい考えを示しました。

通天閣のシティドレッシングは、大阪・関西万博が閉幕する10月13日まで続きます
新世界町会連合会の近藤正孝会長(写真右)は「初めての南海グループさんとの共同作業。万博もあと40日ですので、”想像以上が、万博だ!”というキャッチコピーがありますが、”想像以上が、新世界だ!”と言ってもらいたい、という思いで今回の共同清掃を企画しました」と話しました。また、新世界にはさまざまなアーティストや芸人なども集まっていることから「新世界を拠点に活動することによって、他の街でも活動できるという、一つの線を作っていくというのは大事なこと。南海さんともしっかりと繋がって、発展させていきたい」と、新世界のまちとして南海グループとのコラボレーションの深化にも期待感を示しました。
新世界町会連合会はこちら↓
通天閣はこちら↓
南海電鉄本社はこちら↓