【大阪市浪速区】新世界発ファッションブランド「TERUAKI TAKAHASHI」のショーが大阪国際交流センターで行われました
上本町にある大阪国際交流センターで、新世界発のファッションデザイナー高橋輝明さんのファッションショーが行われました。
TERUAKI TAKAHASHI のショーに関わったみなさま
2024年12月22日、日本に在留しているアジア各国の人々が集まる国際交流イベント「第9回アジアン・チャリティーフェスティバル2024」が開催されました。各国のダンスや歌、伝統文化ゲーム、中国、伝統芸能の変面やよさこい踊り、盆踊りなど1日かけて様々な催し物が行われた中で、LGBTQを支援する団体「関西アライモ」によるファッションショーも開催。新世界の老舗商店街にあるヒョウ柄衣料品専門店「なにわ小町」の2階にアトリエを構えるファッションブランド「TERUAKI TAKAHASHI」と、SEX MACHINEGUNSをはじめミュージシャンやダンサーの衣装を手掛けてきた大阪の老舗ブランド「PRESENCE!」の2つの大阪発のモードファッションブランドが紹介され、会場からは大きな拍手が起こりました。
「TERUAKI TAKAHASHI」のショー（提供:関西アライモ実行委員会）
ショーは、オペラ歌手の塩見玲衣さんの歌唱からスタート。続いて幻想的な音楽が流れる中、14人のモデルがランウェイ。
白と黒を基調としながらも、エレガントとモードが混在した華やかで個性的なTERUAKI TAKAHASHIの世界観が表現されました。
「PRESENCE!」のショー（提供:関西アライモ実行委員会）
PRESENCE！ のショーでは10人のモデルがランウェイ。ユニセックスのロックでパンクにあふれるエネルギッシュなモードの世界観を、黒を基調としたさまざまなスタイルで会場を魅了しました。
ランウェイ終了後、国際交流センターのロビーに両ブランドのショーに出演したモデルさん達が集まり、記念撮影。
ファッションショーでLGBTQの理解促進活動に取り組む関西アライモの山本超基実行委員長（写真中央）
神社の巫女さんを想起させるかのような色使いが印象的なTERUAKI TAKAHASHIのドレス（写真左）。和と洋のコラボレーションが見事に調和したデザインで、高橋さんによると「dress sushi」という名前のドレスなのだそう。
過去のショーで、黒田征太郎さんによるライブペインティングが施されたジャケット（写真右）は、肩の部分の突起した形がシンボリックなデザインとなっています。今回のショーのテーマに合わせ、ボトムにはパンツの上にスカートが重ね合わせられ、中性的で華やかな世界が広がっていました。
高橋輝明さんは、新世界の老舗商店街・新世界市場でお母様の高橋真由美さんが営むヒョウ柄やトラ柄を集めた衣料品店「なにわ小町」の2階に、TERUAKI TAKAHASHIのアトリエを構えています。
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