【大阪市浪速区】新世界の「喫茶タマイチ」では、通天閣でお馴染みの吉野悦世さんとむんむさんが数ヶ月おきにライブを実施しています

新世界のまちと長年つながりを持つ歌手の吉野悦世さんとむんむさんは、新世界にある老舗の喫茶店「喫茶タマイチ」で数ヶ月おきにライブイベント『タマイチLIVE』を開催しています。

吉野さんはミヤコ蝶々さんの最後の弟子で、通天閣の地下スペースに2013年まであった通天閣歌謡劇場でデビューして以来、新世界では”通天閣のおやゆび姫”として有名なベテラン演歌歌手です。むんむさんは新世界の串かつキャラクターのテーマソング募集に応募して1位を獲った自作曲「キラキラ☆くしたん」をきっかけに新世界のまちと繋がりを持ち、通天閣からは”通天閣の元気娘”という称号を与えられており、ご当地ソングや企業ソングなども手掛けるシンガーソングライターです。

吉野さんとむんむさんは合同で昨年の7月末に喫茶タマイチで貸切ライブをはじめて敢行。以降、数ヶ月おきに実施しており、2024年11月30日には5回目の『タマイチLIVE vol.5』を開催し、会場は満席となりました。

トップバッターは吉野悦世さん。石川さゆりさんの持ち歌「能登半島」、山内惠介さんの持ち歌「スポットライト」、自身の持ち歌でフォーク歌謡曲「移り紅あと」、通天閣をテーマにした演歌「だ～い好っきゃねん通天閣」の4曲を歌い上げました。

2人のコラボステージも毎回実施。今回はあみんの「待つわ」をデュエット。

横揺れしながら歌う姿が、とってもかわいいおふたり♪ カラフルでおしゃれな着物の着こなしにも注目ですね。

むんむさんと喫茶タマイチの東田光喜店主が、サプライズで吉野さんの12月6日のバースデーをお祝い。東田店主から、ケーキが贈られました。

続いて、むんむさんがギター片手に、新世界が100周年の時に作ったという楽曲「てんこもり新世界」を今年の112周年に変えて歌い始め「キラキラ☆くしたん」につなげた後、イルカさんの「なごり雪」、自作曲「ふるさと」「いけず」を披露しました。

音楽で街の賑わいを生む継続的なイベントだとして、新世界町会連合会の近藤正孝会長も駆けつけました。「悦ちゃんのだ〜い好っきゃねん通天閣と、むんむのきらきら☆くしたん。僕は街おこしの活動に関わり始めたのが15年ぐらい前やねんけど、その当時に作ってくれた歌やな。懐かしいとかそういうのをもっと超えた感じ。歴史が詰まった歌やな」としみじみと語った後、じゃんけんで客席の10名様に、非売品のオリジナルクリアファイルを進呈しました。

さらに近藤会長の推薦で今回、ゲスト出演したのは、Z世代の新人シンガー・椛（もみじ）さん。新世界発のレコードレーベルに所属し、新世界にあるライブハウスやイベントに出演したり、廃食油を回収して飛行機の燃料に変える全国的なプロジェクトのPRを担う新世界発の公式ガールズユニット「FRY GIRLS」の一員にも抜擢され、活動しています。サンタクロースの衣装姿で、Adoの「新時代」「ギラギラ」、作詞作曲を自身で手がけたオリジナル曲「MY BEST FRIEND」「強く強く」の4曲を、笑顔と元気いっぱいに披露しました。

「なにごとも挑戦や」と近藤会長に促されたという椛さん。新世界の大先輩歌手２人と一緒に「大阪ラプソディー」を熱唱しました。

アンコールは喫茶タマイチの東田光喜店主、新世界町会連合会の近藤正孝会長も加わって、むんむさんが楽曲制作したオリジナル曲「タマイチで逢いましょう」を歌って、来場のお客様に、来年も続く『タマイチLIVE』での再会を呼びかけました。

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