【大阪市浪速区】Z世代から注目の的! 通天閣本通商店街にある「リマリーカフェ」が大繁盛しています
Z世代から爆発的な人気を集めるカフェが、新世界の通天閣の麓にある通天閣本通商店街にあります。9月の3連休期間には予想を超える来店があり、2時間の待ち時間も発生し、連休の最終日(2024年9月23日)には原材料が足りなくなってしまったとして、臨時休業に至ったほどの人気を見せています。
お店の名前は「リマリーカフェ」。ハワイのビーチリゾートにあるカフェを再現したかのような非日常感にあふれる店内では、アサイーボウル、ワッフル、フレンチトーストや、インドネシア・トラジャ産のコーヒーなどを提供しています。
こちらのカフェのオーナーは近藤正孝さん。新世界町会連合会の会長を務めています。自身で新世界の情報を発信している「新世界」の情報ブログは毎日更新。各種メディアの取材にも応じるなど、”新世界の敏腕広報マン”としても知られている方です。
リマリーカフェの大盛況ぶりには、まず近藤オーナー自身が「驚いている」といいます。というのも、リマリーカフェの人気はSNSを中心に口コミで広がり、主に大阪府下の女子高生や女子大生からの支持を集めているそうです。放課後の時間帯や休日の来店が多く、土日や夏休みには1日に100人を超えるお客様が来店しているのだそう。
リマリーカフェを生み出したのは、コロナ禍をきっかけに家業を手伝うようになった20代の近藤オーナーのご子息です。デザインの仕事で頭角をあらわすようになり、コロナ禍という先行き不透明な状況下で「若者の目線や感性」に可能性を見出した近藤オーナーは、家族や周囲からの心配の声や反対意見もあった中、客観的な視点を持って周りに理解を求め、ご子息に家業の一つとして営んでいたお店の全面リニューアルを一任しました。
コーヒー豆の焙煎専門店と雑貨店であった「BUNGA CAFE」のリニューアルを徐々に進め、約2年前に今の形としてオープンした「リマリーカフェ」を運営するのは、20代のご子息夫妻です。近藤オーナーは営業時間が終了してからお店に出向き、日々の運営状況を見守っていますが、お店の運営はご子息夫妻が担っているため、相談には乗るが「口は出さない」というスタンスを貫いているといいます。
これまで新世界に足を運んだことのなかった若年層を惹きつける「リマリーカフェ」の動向は、商店街活性化の一つの事例としても注目を集めそうですね。
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