【大阪市浪速区】若手上方落語家3人のこけらおとし公演は満員御礼! 9/28に『日三 笑仁亭』がオープンしました
日本橋三丁目にある山口製本所ビルの3階に2024年9月28日、多目的スペース『日三 笑仁亭(にっさん しょうじんてい)』がオープンし、上方落語家の桂福枝さん、笑福亭智丸さん、月亭秀都さんがこけら落とし公演を行いました。
45人のお客様が来場し、満席の大入りです!
冒頭には『日三 笑仁亭』オーナーの山口仁史さんが来場の御礼を述べ「奮って楽しんでいただきたい」と挨拶し、山口さんが太鼓判を押す3人の若手上方落語家が登場。桂福枝(かつら ふくし)さん、笑福亭智丸(しょうふくてい ちまる) さん、月亭秀都(つきてい しゅうと)さんです。
月亭秀都さん(写真右)は古典落語の「秘伝書」、桂福枝さん(写真中)は古典落語の「手水廻し」、笑福亭智丸さん(写真左)は笑福亭仁智師匠の創作落語「老女A」で客席を盛り上げました。月亭秀都さんは「ありがたい限り。若手は場数が命」と噺を切り出しました。過去には社員寮として利用された後、長らく有休スペースであったビルの3階でリフォームの工程一つ一つが進む度に駆けつけたという桂福枝さんは「全部知っている。一つの小屋ができる瞬間まで立ち会えた」と感慨深い様子で、大阪・日本橋を舞台にした古典落語を披露しました。
日三 笑仁亭には、今年5月に他界された笑福亭智六(しょうふくてい ちろく)さんが愛用していた見台が持ち込まれました。トリを務めた笑福亭智丸さんは、兄弟子である智六さんのユニークな人柄を偲ぶエピソードを落語の冒頭部分で明かしていました。
『日三 笑仁亭』の”日三”は、住所の日本橋三丁目を冠したものだといいます。歴史あるこの地を大切に考え、関西で活動する若手落語家のより一層の飛躍を願う山口オーナーの想いが込められた、すてきなネーミングですね。
【大阪市浪速区】日本橋にある町工場のビルの3階に多目的スペース「笑仁亭」開業に向け改装中! 9/28には桂福枝さんら3人の落語家が公演します
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